『会社にお金が残らない本当の理由』

会社にお金が残らない本当の理由

会社にお金が残らない本当の理由


約2年半前、「売上は上がっているが、利益を確保できていないので、給料を一律カットする」という出来事があった。ウチの会社はそんなにもうかってないのか?そんなはずないように思えるんだけどなあ。


というところでこの本である。


経営は『内部留保』『再投資』までで一回り。
うーん、よくわかる。これを私の家計を私が経営していると考えると…。
普通に生活していて内部留保できるような賃金はもらってなくて、再投資ができない…まさにラットレースをしているだけ? と、言っていても仕方が無いので、”少しでもお金を浮かすため”に(あくまでも”料理が好きだから”ではない。できればそんな雑用には時間を割きたくない)、今後、おにぎりを作って昼食代を浮かすことにしました。


『働かないヤツほど得をする国ニッポン』
うーん、そうですねぇ。私なんてちゃんと真面目に働いて、税金も年金も納めてても、図書館に行く時間もなかなかないし、広報に載っている公共の行事で結構いいのがあっても仕事で行けない。家でゴロゴロしてる(自分では税金を納めていない、年金も払っていない)人の方が図書館に行く時間もあるし、そういう公共の行事も利用しやすい。思い起こせば、無職の時はよく図書館に行けたもの。


「会社がうまくいかなくなるとよくやるのは、いらない電気を消すとか、文房具の購入を控えるなどの手段です。…はっきりいってバカの見本です。…社員の士気が落ちるのが一般的です。…暗いところで仕事をする社員だけが犠牲者です。…」


あれっ、まさにウチの会社じゃないか=いらない電気を消す、文房具の購入を控える。


「価格を決めているものは社長の挑戦する姿勢の有無」


それはそれでいいんですけど、その通常予定価格との”差”の部分をちゃんとそれを実際に行った社員(”管理してる人間”じゃなくて)に正当に還元して欲しいですよね〜☆


”サラリーマンは内部留保を会社がやってくれる”みたいなこともどこかで書いてありましたが…。それを何%にするか、は会社が決めてしまって、社員が自ら決定するわけではないので、仮に不当に高い%で内部留保に回されてしまっていても、社員にはわからないし、文句も言えないので、そんなにありがたいこととは思わないなあ。「不景気だから」「デフレだから」といって、いつまでも給料を上げずに、実は会社の金庫のお金だけ増えてるってことも十分ありえるもんね。