『ダニー・ザ・ドッグ』

劇場で観てきました、『ダニー・ザ・ドッグ』(於:109シネマズMM横浜)


実は劇場で映画を観るのは一昨年9月頃?の『明日があるさ』以来、約1年10ヵ月ぶりのこと。一昨年12月に椎間板ヘルニアを患い、しばらくは長時間座ってられなかったことがきっかけで劇場から遠ざかっていました。そして気がついたら休日は出不精になっていることが多かった。


それはさておき、『ダニー・ザ・ドッグ』はTVで見た予告編で、なんだかとっても気になっていた。ジェット・リーのアクションが気になっていた。しかしどうも行きそびれていて、実のところ、『姑獲鳥の夏』でも観ようかと『ぴあ』を買ってみていたら、今日で一応、劇場公開が一旦終わるようだったので、慌てて観に行った次第。(『姑獲鳥の夏』は近日中に行く予定。)


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アクションシーンが好きな映画の『HERO』(ジェット・リー出演)や『マトリックス』(アクション指導者:ユアン・ウーピン)と比べて、闘うシーンは泥臭い感じがした。何か特殊な撮影法なのか?、いちいち目で追っていけそうになかったので、全体の雰囲気をボワッと掴むように観ていました。で、もう少し闘うシーンを観たかったかな。一つ一つが割りと短かった感じ。個人的には上記2作くらい、闘うシーンがしっかりあって、しかもアート性の強い方が好きかな。


ストーリーは緩急がはっきりしていて、良かった。闘うシーン=”急”、ダニーが人間性を取り戻していくところ=”緩”の対比、それに伴うダニーの表情の変化。モーガン・フリーマンもはまり役だと思った。


この映画を観て、「人間らしさとは何か?」「豊かさとは何か?」について、忙しすぎる日常に流されていると、ともすれば忘れがちなのではないか?と思った。ダニーのように”犬”として扱われてなくても、そういう心を忘れてしまっていると、心は”犬”となってしまっているのではないか? 大げさかもしれないが、そのように感じた。


今日の花
自宅:昨日と同じ