『火サス 年下のひと・〜』

『火サス 年下のひと・孤独な肌と肌が運命に弄ばれる純愛ラブストーリー仮出獄の女が始めて知る優しさと温もりの夜 男と女への過酷な試練と愛情弁当の悲劇!』
(出演:名取裕子沢村一樹、…)


またもやタイトルが長い!そしてTV予告欄に「不倫相手とその妻を焼き殺して刑務所に入っていた女が仮出獄し、年下の男と惹かれあうが、思わぬ運命に…」みたいなことが書いてあり、これだけ読んでも結構、予想がついちゃうじゃないか!


と思いつつ、やっぱり見てしまったんですがね。実は今秋、20数年の歴史ある火サスは終了してしまうことをyahoo newsで先日知ったところですが、歴代視聴率No.1の時の主演が名取裕子。そういうのを思い出したのもあって、つい見てしまいました。年下の男との組み合わせでは、数年前の映画『マークスの山』での、萩原聖人名取裕子を一瞬思い出しました。これはほぼ全裸に近いシーンあり。


それにしても、情事の”後”を思わせるシーンでスリップ1枚で登場した名取裕子には驚きました。いくら顔の綺麗な大女優さんでも、二の腕〜肩のラインあたりには、やっぱりそれなりの風格を感じさせるのですが、それを物ともせず?晒してしまう、という監督の指示も大胆だし、それにしたがって敢行してしまう名取さんにも女優魂を感じて脱帽です。


山西道弘がラスト近くの取調室の刑事で出てきて、懐かしかったです。
「何で女のいう通り、女のせいにしなかったんだ。そうすれば復讐になるじゃないか」


ラストシーンがとても良かったです。
手紙の「待っていて下さい」
セリフの「僕の前に立っている人は、僕を救ってくれた人です」


今日の花
職場:コエビソウ
自宅:ヒマワリ(サンリッチオレンジ)、スプレーマム