『永遠の仔』(一)再会

永遠の仔〈1〉再会 (幻冬舎文庫)

物語の”起承転結”の、”起”+”承の始め”といったところか、まだまだ謎だらけ、であるが、とにかく続きを読みたい、と思っているところ。

梁平の母親のセリフが強烈だ。
「おまえはたまたま生まれたの。こっちは、もっと遊びたかったのに、あのばかが少しの我慢もできずに漏らすから、できちゃったの」

最近は珍しくもなくなった「できちゃった婚」は別名「お漏らし婚」か?

「(続き)…ババアはわたしを跡継ぎを生む機械のように扱って…。結局、この社会は…女に犠牲を強いといて、それが家庭円満の秘訣だなんて、平気でいう世界なんだから。男社会とかいうけど、違う、ガキ社会なのよ。仕事で苦労してるなんて言って、…金や評価を得たり、何かを達成したりすることは誰だって楽しいのよ。…それをさも大変そうなことのように言って、女を母親がわりにするガキばかりがのさばってる。」

今日の花

職場:オリエンタルユリ、ガーベラ、ナデシコ
自宅:アジサイ(ピンク)、アストランチア(マヨール)、ブバリア(赤)