『ムトゥ　踊るマハラジャ』

これも、『スライディング・ドア』同様（６／４参照）、映画を観まくった年のベスト３に入る作品。

元々単館シネマ系で劇場公開されていたのではないかと思うが、ブームになり、ロングランされたインド映画、『ムトゥ　踊るマハラジャ』。友人２人と私の３人で、渋谷の劇場で観ました。

男性も女性も、インドではある程度体格のある人が人気があるようで、ちょっとムチムチ気味な感じの人が主役＆ヒロイン。

主役の人が、随分昔の日本のアイドルばり（妙に爽やか！を演出）の笑顔をドアップで見せたりして、思わず笑ってしまっていたが、昔の日本がそうであったように、向こうではそれが”トップスターの証”なのだろう。

そして、とにかく踊りのシーンがたくさんあり、しかも、1曲の中で、ヘタしたらワンエイトごとに衣装が変わりまくる。例えば、赤→白→青→黄色→黒→緑、みたいな感じでドンドン衣装が変わり、それを見るのが非常に楽しかった。

当時聞いた話だと、インドでは人件費が安く、大して食料は高価なので、踊りのシーンではやたら沢山の人が湧いてきたように出てくるが、消え物（いわゆる食べ物）のシーンは日本映画の割合と比べて非常に少ない、とのことだった。

前半はかなり笑っていたが、最後には”感動どころ”もしっかり用意されており、その年のベスト３に入ったのでした。

今日の花
職場：昨日と同じ＋ヒマワリ（サンリッチパイン）
自宅：昨日と同じ