『さいごの戦い』

はまぞう”で検索して見つからなかったのでアナログで。
『さいごの戦い』 ナルニア国ものがたり
C・S・ルイス作 瀬田貞二訳 岩波書店(1966年)


とうとう読み終わってしまいました、ナルニア国ものがたり。年代にもこれが最後。


『銀のいす』の最後の方で、「あれれ…これって…『アスランの国』って…」と感じたことが当たったようでした。そして、つまりアスランはやっぱり○ってことですね。


途中の”戦い”のところでは、「うーん、これを、一応子供向けと思われる、こういう本に書いてしまっていいのだろうか???」と思ってしまった場面もありました。


小人たちが「小人は小人でやるさ」というところ。ドキリとしましたね。
最近、私がしばしば感じてしまう、「女は女でやるさ」に通じてしまう。
その根拠はこの小人たちと同様、「もう騙されないぞ」
ああだこうだ言われたり、少し期待をいだいてしまうようなことを言われたりして、せっせと働かされて、おいしいところは男性社会が持っていってしまう。女は搾取されるために存在しているんじゃ、ないんだ。


ラストはリーピチープやタムナスさんをはじめ、ナルニア国ものがたりに出てきたキャスト総出演といった感じ(白い魔女を除く)で、まるで連ドラ最終回拡大バージョンのラスト15分くらいにもってこい。


連ドラよりはるか以前にも、このような手法は存在していたんですね。

これで累積7ステイタスアップ。