『人口減少で日本は繁栄する』 /金エンタ「蓮丈那智〜凶笑面〜」

「人口減少」で日本は繁栄する―22世紀へつなぐ国家の道


巷では少子化で大変だ、という論が大勢を占める中、あえて画期的な題名に惹かれて読んでみた。


なるほど、と思った点。
「文明の転換期に人口は減少する」
「人口が減れば、一人あたりのインフラ利用もゆったりする」
   →例えば通勤もゆったり?


これはいかがなものか、と思った点。
「女性はまず若いうちに子どもをつくれ。大学に行くのはそれからでもできる」
   →女性は子産みの道具じゃない。
    中年になってから勉強はできるけれども、やはり記憶力は落ちてるのではない
    か?
    中年になってから大学に行っても現実には就職ができないのでは?いくら大学
    に行って学んでも年齢を理由に採用してもらえないケースは依然多いと思う。


発想を転換するとこうなるかも?、と思った点。
グローバル・スタンダード」を説く人は、それぞれのローカル社会に入れてもらえな
い人が多い。その本音の部分。
 1.仲間に入れてくれ
 2.差別しないでくれ
 3.公平にやってくれ
 4.入れてくれない理由を教えてくれ
 5.その基準は何か
 6.その基準はおかしい      …
 9.この地域だけで通用するローカル・スタンダードをつくるのはよくない …
要するに理想的な国際社会などはどこにもない。あるのは利益のぶつかり合う国と
国が脅したりなだめたりしながら交渉したり、歩み寄ったり離れたりする関係、…
   →日本の男性社会における男女差別と、一部、合い通じる部分もあるような気
    がする。


金曜エンターテイメント(05/9/16)
『蓮丈那智フィールドファイル1・凶笑面近づくものは殺される!呪いの面が招く戦慄の連続殺人!数百年の時を経て今明かされる伝説の祭に秘められた衝撃の真実!』
出演:木村多江岡田義徳、西村雅彦、高橋かおり香山美子左時枝大和田伸也大和田伸也清水紘治


「ある村に訪れた、宿を探している旅人を、村人はみんな泊めようとしなかったが、ある家の者が泊めた。翌日、お札だけが残され、その男はいなくなった。実はその旅人は神様だった。それからその家は繁栄した」
といった伝説は実は事実と真逆で、その旅人を殺してその資産を奪うことで富を蓄えた。

↑こういうことが出てきた。民俗学には全く縁がないので、すごく驚いた。


このドラマの主役、蓮丈那智木村多江)のキャラは、TRICKの仲間由紀恵のキャラとすごく似てる気がした。”仲間”のちょっとしっとり大人バージョンといった感じ。


”桜井教授”というのは、実は蓮丈那智の父親だったりして…なーんて想像力を膨らませながら見てましたが、その答えは出ず。


今日の花
自宅:バラ(赤)、カーネーション(白)