『オールド・ボーイ』

15年間理由もわからず監禁され、解放された男の話、『オールド・ボーイ』を観た。韓国映画独特の迫力を感じた反面、リアリティ追求のあまり「そこまでやらなくてもいいだろう」と多少辟易したところもあり、もう一度観たいとはあまり思わなかったが、観ておいて良かったと感じた。時間的に壮大なスケールの話で、テーマは良くわかった。”社会性”というより”人間”を考える映画だった(私は、より”社会性”を感じさせられるものの方が好きなのであるが)。原作が日本の漫画というのは、後で知り、驚いた。ただ、原作と映画とでは監禁した理由や結末が異なるようだ。今度、原作も読んでみたいと思った。
オールド・ボーイ プレミアム・エディション [DVD]