昨日観たDVD

昨日観たDVD。”ネタバレ”しない程度に感想を書きます。
『コラテラル』
　マトリックスの”ナイオビ”役の女優さんが出てましたね。”ナイオビ”より、こっちの方が優雅でキレイで、カッコ良かった。始めの方の、”G線上のアリア”がかかっていた雰囲気が良かったですね。上空から映している映像でニコラス・ケイジの出演した『シティ・オブ・エンジェル』を思い出した。伏線の張り方もとても素敵。テンポも良かった。”マックス”の物マネぶりも良かった。ラストシーンは少し哲学的示唆を含んでいると思った。

『座頭市』（北野武監督）
　ものすごくいい映画だと思いました。テンポも良くて、伏線もわざとらしくなく、でもわかりやすい。日本的なものが題材で、いかにもハリウッド受けも良さそうだが、「狙ったな」といういやらしい感じはあまりない。戦いのシーンで、血しぶきがたくさん出たり、輪切りがあったりには、タランティーノ監督の『キルビル』を思い出した。
　どうでもいいが、岸部一徳の登場には「出たぁ〜！出たなぁ〜！」と妙に興奮。少し前に宮部みゆき原作の『理由』を観たが、その時とは全く違う、堂々ぶり。

座頭市 ＜北野武監督作品＞ [DVD]

『アイ・ロボット』
　どうも後味がすっきりしなかった。哲学的な示唆を含んでいるのは良く判ったのだが。”ヴィキ”は『銀河鉄道９９９』の”惑星メーテル”のようでした。後３０年後に本当にこうなるのか？３０年後に覚えているかな？