『交渉人 真下正義』『ステップフォード・ワイフ』/番外(下着選び

(出演:ユースケ・サンタマリア寺島進小泉孝太郎高杉亘松重豊柳葉敏郎水野美紀甲本雅裕小林隆八千草薫石井正則、西村雅彦、金田龍之介、国村隼、他)


気がついたらグイグイとストーリーに引き込まれてました。


寺島進、かっこよかった。最初出てきたときは岩城晃一?と思ったりしたが…。何か似た路線にちゃっかり座っちゃったって感じ…?


ユースケは軽さが薄くなって渋さが少しでてきたけど、それだけに”らしさ”がなくなってきて、寺島進に食われちゃった感じがした。


水野美紀はロングヘア、似合わない。脇役で出たてのころのショートの方が似合ってたな。


高杉亘は誰かに似てると思ったら、学生時代の同級生に似てる気がした。彼は今や某企業の社長になってます。


線引き屋のおじさん、カッコ良かった。


エンドロールの最後にエルガーの『威風堂々』が流れ、トクした気分。私にとってはいわくつきの曲ですから。
以前、某講師をしていたとき、病気になり、「講師は休職制度がないから」と即退職になり、雇用保険もなく無職無収入になり、保険の自己負担は3割、入院費手術費生活費全て親に借り(=借りる親がいて助かった)、将来の不安を抱えていた頃、とりあえず退院して生徒の卒業式に出席することができ、出席しながらもいろいろ考えている時にこの曲が流れて、「よーし、もう一丁、やったる!」と決意を新たにした曲です。


風水面からも”名誉やステータスを上げる”ということを最近知り、毎日のように聞いています。この映画のエンドロールで流れているものは私が普段聞いているものよりかなりアップテンポな感じでしたが。


そして映画終盤のボレロ。これも私の好きな曲です。風水的にも仕事運アップで、これも私にとっては必要な曲。ちなみにバレエではジョルジュ・ドン(故人)のボレロが好きでした。



ステップフォード・ワイフ [DVD]

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開始して30分くらいのところ、「この夫、暴君だ!」「妻は単なる夫のセックス相手じゃないぞ〜!」と叫んでいた。
田舎女ファッションの二コール・キッドマンには改めてダメ出し。
「専業主婦も結構大変」的なセリフにもダメ出し。
だってそれって”職業”じゃないもの。
後半の優れた妻を持つ男たちのセリフ「妻の栄光を影で支えるだけの惨めな夫」って、女性は何百年もの間、「夫の栄光を影で支えるだけの惨めな妻」だったんだから。このあたり、よっぽど途中で観るのを止めようかと思ったが、ラストは良かったです。
夫たちをステップフォードで軟禁状態で再教育っていうのはナイスです。



番外(下着選びも二極化)
昨日の毎日新聞夕刊で載っていた。ブラジャー1枚1万〜3万円、ショーツで7000〜1万円の高級下着の愛用者が増えている、とのこと。


「アホか」


続いて、
”ブラジャーの購入価格は「5000円未満」が約76%。下着も低価格商品が増え、「見えないから2000円のもので十分」という人も増えている”


「エッ?2000円?何だかんだ言って、みんな金持ってんじゃん。私なんて500円。しかも3年前に2枚の購入だから、1年当たり約167円*2=334円。まだまだ下がる可能性有り。その金、こっちに寄越せ!」