『ライオンと魔女』『カスピアン王子のつのぶえ』

ライオンと魔女(ナルニア国ものがたり(1))

ライオンと魔女(ナルニア国ものがたり(1))

 前回読んだ『魔術師のおい』でも感じましたが、聖書の物語がモチーフとして使われてますね。
『魔術師のおい』では天地創造の話が、『ライオンと魔女』はキリスト復活の話がモチーフでした。
 それにしても『魔術師のおい』のディゴリーにしても、『ライオンと魔女』のエドマンドにしても、余計なことばかりして、男の子は本当に情けないですなあ。
ジェイディスは『魔術師のおい』の方が、いきいきと描かれていたように思います。『ライオンと魔女』では悪の象徴という意味合いが強く、あまり感情だとか人格だとかは感じられませんでした。


カスピアン王子のつのぶえ (ナルニア国ものがたり (2))

カスピアン王子のつのぶえ (ナルニア国ものがたり (2))

 <黄色い表紙の本>
 ナルニア時間では長い時間を経てケアパラベルに帰ってきたピーター、スーザン、エドマンド、ルーシーの4人、という設定がとても素敵でした。『ライオンと魔女』の時に続き、正しいことを言っているのに聞いてもらえないルーシーには、自分の姿もダブってしまい、強く同情しました。


2冊読破。これで累積3ステイタスアップ!?


今日の花
自宅:前回と同じ